VRと建築【機能検証】:SYMMETRY、V-Ray 3.5、VR Editor

こんにちは、スタッフのsugiです。

Twitter(@atakikaku)では投稿しましたが、この一週間でいくつか新しいものを試しました。

SYMMETRY alpha

以前も紹介したDVERSE Inc.の開発中ソフト、SYMMETRYがalphaの名を冠してリリースしたものです。

SYMMETRY | Your imagination and VR in SYMMETRY.

Improving efficiency of communications in the AEC industry through VR.

IrisVR Prospect Proと機能は似ていて、模型からの1/1スケールへの移行、ワープしながらの移動、マークアップ機能などがあります。

IrisVRの方が入口となるモデリングソフトが多く、モバイル向けのScopeと合わせれば出口も広いという点は、今後ある程度カバーされていくのかなと思っています。

ただ、個人的な予想としては、IrisVRは他のソフトや出力先プラットフォームの拡充にどちらかと言えば力を入れ、SYMMETRYはソフト内でできることに力を入れるのかなとも予想しています。

レイスリーとしては、3ds Maxとのシームレスな連携、V-Rayプラグインの組み込みができるものが理想ですが、まあ難しいですよね。

V-Ray 3.5 for 3ds Max

VR関連で言えば、今回のアップデートは、GPUでVR用にステレオ視差のRTレンダリングができるようになった点です。

ただ、静止画のRTレンダリングもそうですが、「リアルタイム」と言ってもGPU依存で若干の時差が発生するのと、画質の犠牲は避けられません。

また、ステレオ視差のため、左右の目でそれぞれ画像がレンダリングされるのに時間差が生じて、結構酔います。

今回のこのLive VR renderingは、これ自体が単体で意味を成すものではなく、将来V-Rayがゲームエンジンや映像で本当にリアルタイムでレンダリングしていくための、前提となる機能の先行リリースと考えています(実用性より話題性、ソフトの活性化を維持するのが目的)。

そもそも3ds MaxでリアルタイムにVR用にレンダリングしていっても、どの程度役立つのかという話もあります。V-Rayが3ds Maxで先行していった経緯があるから、ぐらいの感覚かもしれません。

今後、3ds Maxはよりモデリング志向になって、リアルタイム性はゲームエンジン(UnityやUnreal Engine)で担保され、描写はV-Rayなど組み込みプラグインが受け持つ構図に分かれていくと思います。

VR Editor – Unreal Engine

Unreal Engineで開発者向けに提供されているVR Editorです。VR内で編集という、現段階でVRの最先端にいっている一つだと思います。

GitHubからプロジェクトをcloneして、Visual Studioを使って自分でビルドすることになるので、開発経験がまったくないとちょっと敷居が高いかもです。

GitHubとドキュメントはこちら

まだ少ししか使っていないのでわかりませんが、解像度が低めで、UIもまだ慣れなかったので疲れてしまいました。

VR(空間内)でオブジェクトを配置していくことのメリットを活かせる場面はどこにあるのか、逆に言えば、通常のPC画面でやること以上に何がいいのか、はHMDも含めたUIの使いやすさに依存しそうです。

「VRやってる感」で言えばこれはスゴい出ますね…。

 

また機能検証ネタがあれば随時やっていきます。