Cinema 4DがTIME誌の表紙を飾る


1965年4月2日、『TIME』誌はコンピュータを表紙に載せ、この機械がアメリカ人の生活や仕事のやり方を大きく変えるだろうと予測しました。それは間違っていませんでした。56年後の2021年4月27日、コンピュータが再び表紙を飾ったのです。




それは、Mike Winkelmann(通称Beeple)がCinema 4Dを使って制作したデジタル・アートワークの作業工程を使用し、「ビジネスの未来とあらゆるもののデジタル化」をテーマにしているとTIMEのクリエイティブ・ディレクターであるD.W. Pine氏は説明しました。


TIMEがWinkelmannと、Cinema 4DとOctaneRenderを使ったアートワークの作業工程を選んだのは、サウスカロライナ州を拠点とするこの人気アーティストが、常にデジタルアートの世界をリードしてきたからです。しかし、3月にWinkelmannは、13年間毎日作り続けてきたアート作品のコレクション「Everydays - The First 5000 Days」をクリスティーズ社のオークションで6900万ドルで落札され、世界中で話題になりました。


Winkelmannは、Jeff Koons、David Hockneyに次いで、現存するアーティストの中で価値の高いトップ3に入る人物であり、デジタルアートの価値観を変えただけでなく、NFT(非代替性トークン)や暗号アートを主流にした人物としても知られています。WinkelmannはMaxonに対し、「これは、非常に高いレベルで収集され、評価される他の芸術形態と同様に、人々がデジタルアートを非常に真剣に受け止めるという、芸術史における新たな章の始まりです」と最近語っています。


これは、デジタルアートの未来にとっても、自分の作品を売ってみたいと思っているアーティストにとっても朗報と言えます。バーチャルとリアルが混在する世界になっていく中で、アーティストがツールを使って何を作り、何を売ることができるのか、その可能性はワクワクするほどに無限の広がりを見せています。


今回のTIME誌は、デジタル版は現在入手可能で、印刷版は5月10日に発売されます


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